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公開セミナー
「かろやかなこころと体 〜母と娘のための健康セミナー〜」開催

2007.05.12

5月12日、京都のワコール本社にて、対馬ルリ子先生、種部恭子先生、吉野一枝先生の監修による『ティーンズの生理&からだ&ココロの本』の出版を記念して、ティーンの女の子をもつお母さんや専門家のためのセミナーが開催されました。

プログラム

「娘に伝えたいティーンの生理」種部恭子先生(女性外来 We! 富山)
「娘に伝えたいティーンのからだ」対馬ルリ子先生(ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック)
「娘に伝えたいティーンのココロ」吉野一枝先生(よしの女性診療所)
「母と娘のための食育」木内千暁先生(木内女性クリニック)
「京都の婦人科外来から」池田裕美枝先生(三菱京都病院)
「ティーンのための下着について」坂本晶子先生(ワコール人間科学研究所)、今里教子さん(ワコール宣伝部)

5月12日、京都のワコール本社にて、対馬ルリ子先生、種部恭子先生、吉野一枝先生の監修による『ティーンズの生理&からだ&ココロの本』の出版を記念して、ティーンの女の子をもつお母さんや専門家のためのセミナーが開催されました。

まず本の監修者の一人である種部先生より「女性は一生ホルモンにゆさぶられて生きている。低容量ピルの知識や月経に関しての悩みを学校だけで教えるのは難しいので、ぜひ婦人科を訪れてほしい。月経をきっかけにぜひ女性ホルモンのプロになってほしい」とのお話がありました。

 次に対馬先生が壇上に立ち、「女性たちは今までは何かしら不調があっても我慢する人が多かった。でも自分を労わる方法を知っていればもっとラクに生きられる。これからの時代、子供たちにはもっともっとやる気や自信をもってほしい。そのためにお母さんたちとどんどん連携していきたい」というメッセージが伝えられました。吉野先生からは会場にいるお母さんたちに向けて「ホルモンが急激に増える思春期は、体だけでなく心も不安定。知識があれば冷静に対応できる症状でも、知識がないばかりにパニックになってしまうこともあります。お母さんたちに伝えたいのは『まず自分の人生を楽しんでください』ということ。イキイキと楽しそうなお母さんたちを見て、娘たちも『私もああなりたい』と思うようになるのです」とエールが送られました。

 休憩をはさみ、兵庫県西宮市の女性総合外来「木内女性クリニック」の木内先生より「母と娘のための食育」というテーマでの講演がありました。数多くの摂食障害の患者さんと接している木内先生によると、「ダイエットは若年層にも広がっていて、今の子供たちのBMIの平均は19。また初経前にダイエットを始めるため、一度も月経がこないまま20歳を迎えてしまう子もいます。なお最近の調査によると、毎日家族揃って食事をする家庭は全体の34.7%。毎日家族と食事をする家族の子供は性に対する正しい意識をもち、そうでない子は寂しさからか性行動が盛んになりがちな傾向が見られます」とのお話がありました。続いて三菱京都病院の池田先生からは、「京都は思春期の子供に関しての学校教育や医療機関、公的サポートなどが充実している。特に中学校や高校では"WYSH教育"が盛んで、時代に即した性教育が行われています」との発表がありました。

 最後はワコールより「ティーンのための下着について」というテーマでの講演がありました。ティーンがブラジャーをつけ始める時期やブラジャーの選び方、体型の推移などが詳しく解説され、セミナーは大盛況のうちに閉会しました。